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意地の張り合いの離婚問題は避けよう

夫婦の意見がぶつかる離婚問題、一番に子供の親権があるでしょうが、それを除けば、慰謝料や財産分与などの離婚給付の問題ではないでしょうか。
誰でも、取れるなら取れるだけ、という気持ちが大なり小なりあるはずです。
ただし離婚問題ですから、意地の張り合いもあります。
夫婦の財産は総額で定まっていますが、長年の努力を相手に認めさせた上で分けたい人もいるでしょう。
逆に、なぜ自分の功績で築いたお金を渡さなければならないのか、認めたくない人もいるでしょう。
意地や面子がぶつかり合うのは、離婚問題では少なくないようです。
周りを見てから話し合うケースはないでしょうが、参考までに、調停離婚が成立して財産分与された額は、約4割で400万円以下であり、決して多くはありません。
4組に1組は100万円以下であるなど、意地の張り合いより、夫婦で築いた財産をまずは把握しましょう。
以外にも少ないのが実状です。
離婚問題では、離婚後の住まい、当面の生活費、再就職など、離婚してから考えては間に合わないことを同時に進めましょう。
離婚には、こうした情報収集、準備も必要です。

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