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離婚問題の争点はどこか

離婚問題は、片方が結婚を解消したいのにもう片方が結婚の継続を強く希望している場合を除き、多くの場合が金銭問題となります。
離婚問題の焦点は財産分与や年金分割、子どもがいる場合の養育費などで、不貞行為やDVなどがあった場合は慰謝料などもあります。
夫婦が共同で築いた財産は離婚時に分ける必要がありますが、これを財産分与と言います。
結婚後に作った預貯金や購入した不動産などの資産が対象で、これは名義がどちらでも関係ありません。
ただしマイナスが多い場合は財産分与で金銭を得られることはありません。
将来もらう年金を分割するのが年金分割で、年金をもらう段階で婚姻期間に応じ、もらうべき年金の一部を振り分ける仕組みです。
養育費は子どもを育てるための費用で、子がいなければ発生はありません。
一番揉めやすいのが慰謝料ですが、基本的に離婚原因が相手にある場合、請求することができます。
ただし、慰謝料が発生するような原因は限られます。
精神的苦痛に対して支払われる金銭ですから、精神的苦痛がどのような事由で起こったかの証明がなければいけません。
不貞行為やDVなどはもちろん該当しますが、単に性格の不一致では請求はできません。
それぞれの金銭問題がクリアになれば、晴れて離婚成立となります。

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